てんとうむしプロジェクトとは?

 「食料とエネルギーの地産地消」「持続性の高い環境保全型農業の支援」を組み合わせた、紀ノ川農協とNPO和歌山環境ネットワークが取り組む市民参加型の共同事業です。
 2014年9月に始動し、今年で8年目を迎えました。(※2022年現在)
ふうの丘直売所の屋根にソーラーパネルを200枚設置し、太陽光発電システムを導入して電気を作る取り組みを行っています。
再生可能エネルギーを利用した発電はCO2を排出しないため、地域の環境負荷を低減する効果が期待できます。当プロジェクトは既存の建物の屋根を利用することで、農地や周辺の環境を壊すことなく自然エネルギーを活用しようという取り組みです。

 当プロジェクトにご賛同いただいた「てんプロメンバー」の皆さまと紀ノ川農協は「農産物の長期売買契約」を結ぶ形式となります。

 紀ノ川農協が推奨する環境保全型農業の農産物の長期間利用や太陽光発電システムの運営、紀ノ川農協が取り組んでいる食・農・環境に関するさまざまな支援活動にお力添えをいただいています。


きっかけは東日本大震災による原発事故

 プロジェクト設立のきっかけとなったのは「東日本大震災による原発事故」でした。この事故により、国内発電の大きな課題として有限エネルギーから再生可エネルギーへの転換が世間でも注目されることとなりました。
 中でも太陽光発電の注目度は高く、設備を整えれば個人でも設置と運営ができるため、新たな収入源を期待して農地を太陽光発電所として転用する人も急増しました。
 しかし農地を太陽光発電所に転用する一方で、農地がなくなったことによる農業人口や耕地面積の減少、新たに就農希望者を呼び込めなくなる、傾斜地の太陽光パネルの落下や土砂崩れなどの問題が生じています。
 そこで農地転用ではなく既存の建物の屋根にソーラーパネルを設置して太陽光発電所を運営していく流れにしようと、わかやま環境ネットワークと紀ノ川農協が立ち上がり、ふうの丘の屋根にソーラーパネルを設置することになりました。